山下鶏園YAMASHITA EGG FARMS

松阪うまれのいきいきたまご

にわとり
HOME / 卵の豆知識
卵の豆知識

  知っているようで知らないたまごの話・おいしい食べ方など、

  たまごに関する知識集です。

  これを読めば、もうたまご通!
  これからもたまごについての色々な情報を掲載する予定です

  のでお楽しみに☆


たまご=コレステロール値上昇の誤解
たまごの保存方法
二日酔い予防にたまご
双子卵(二黄卵)となぜわかる?
たまごのカロリー


■たまご=コレステロール値上昇の誤解

 そもそもなぜたまごを食べるとコレステロール値が上がるという説が広がったのでしょう?それは、約90年前、1913年ロシアでのウサギに対しての実験がきっかけでした。コレステロールが人間に与える影響を調べるために、栄養価の高いたまごを使いコレステロールに反応しやすい草食動物のウサギで実験した結果、血中のコレステロールが増加し動脈硬化との因果関係が証明され、たまご=動脈硬化の説がうまれました。これが誤解の始まりです。
 なぜならウサギは、草食動物なので体に動物性の脂肪が入ってくることを想定していないのですから、たまごを与えればコレステロール値が上がるのは当然です。雑食性の人間の場合は、食物から取り入れるコレステロール量に応じて体内で合成する量を調整し、コレステロール値を一定に保つ仕組みが存在するので、ウサギの場合とはまったく話が変わってきます。日本で1981年に行われた実験で、一日5~10個のたまごを五日間食べ続けるという実験を行った結果、被験者の血中コレステロール値は増加することはありませんでした。



■たまごの保存方法

 たまごの丸い方を上にして保存するとよいとされています。パックで買ってもらった状態も丸い方が上になっていると思います。それは丸い方には、空気が入っていてたまごも呼吸しているからです。冷蔵庫に保存するときは、買ってきたままの状態でとがった方を下にして急激な温度変化を避け、できるだけ一定温度で保管した方が長持ちします。



■二日酔い予防にたまご

 たまごには、肝臓でアルコールを分解するときに必要なメチオニンが多く含まれています。メチオニンは、二日酔いの薬にも入っている必須アミノ酸のひとつです。二日酔いになりやすい人は、たまご料理をお酒のつまみにするのもいいかもしれません。



■双子卵(二黄卵)となぜわかる?

  私たちが販売しているたまごの中に「にこちゃんたまご」(二黄卵だけを入れた商品)という商品があります。他の養鶏場の方も二黄卵だけを集めて販売しているところもあります。しかしなぜ割ってもいないのに中が二黄卵だとわかるのかと疑問をもたれるかもしれません。それは、Q&Aで説明してあるのですが、二黄卵はたまごを産み始めた若鶏が産卵します。通常生み始めなので初卵(ういらん)などと呼ばれる非常に小粒なたまごを産むのですが、その中に普通より大きいたまごを産むことがあり、これが二黄卵ということになります。見た目にもすこし普通のたまごより若干縦長になっている感じです。



■たまごのカロリー

 たまご一個のカロリーは、サイズにもよりますが60g(Mサイズぐらい)もので、96kcalになります。ちょっと大きめのたまごでだいたい100kcalということになります。ゆでたまごは、生たまごより若干、カロリーが低くなります。50gの生たまごと55gのゆでたまごが同じカロリーになると「四訂食品成分表」に記載されています。



にわとり
ご購入はこちら!
footer